介護の夜勤では具体的にどんなことをするか

介護現場は夜勤があるケースが多く介護老人施設や特別養護老人ホームでは月に4回から5回、有料老人ホームやグループホームでは月に7回から8回程度です。

時間帯は夕方から翌日の朝方までなどシフトや施設によってさまざまであり、2時間程度の休憩をはさんで10時間から15時間程度勤務します。

仕事の内容としては食事の準備とおむつの交換、ナースコール対応などです。

基本給とは別に手当てがつき、職員が不足していることから手当てを高く設定している現場もあります。

出勤を一回することで二日勤務したことになり、仕事明けは休みになるのが大きな特徴です。

昼間よりも職員が少なくなることで一人当たりが利用者を受け持つ数が多くなるため、職員にかかる負担は増えることが多いです。

夜中なので利用者は寝ていることが多いですが深夜徘徊することもあり、寝ている時に容態が急変する可能性もあるため、利用者の挙動に関する情報をすぐに把握することが大事です。

入居している利用者の介護度が低ければ仕事の全体量も軽くなりますが、サポートが必要な入居者が多いほど体力が必要になります。

利用者に必要な対応度も日々変わっていくので、それに合わせた柔軟なサポートが求められる仕事です。

施設によっては夜勤専門で働いている人も存在しますが、反対に小さい子どもがいる家庭の場合は夜勤で働くことが難しいため免除してもらえるケースもあります。